みちおかごはん「疲労回復どんぶり」
2019年08月21日 キッチン8月も終わりにさしかかり、暦の上では秋となりましたがうだるような暑い日が続いていますね。
冷房の効いた涼しい室内と暑い外気の気温差で夏バテになってしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
冷たいものもついたくさん飲んだり食べたりしたくなりますが、食べ過ぎ飲み過ぎには気をつけましょう。
今回はこの夏の暑さに疲れた体におすすめの疲労回復どんぶりをご紹介します。
このどんぶりには疲労回復に必要なビタミンB1が豊富に含まれた食材を使用しています。
メインの豚肉にはたんぱく質とビタミンB1が含まれています。
ビタミンB1は体内で糖質がエネルギーに変換される際に必要となります。ビタミンB1が不足するとどんなにご飯やパンなどの糖質を食べてもエネルギーに変換されず、疲れやすくなります。
また豚肉と一緒に炒めたたまねぎはビタミンB1の吸収を良くする成分が含まれています。
豚肉の味付けにはさっぱりと食べられるようにお酢を使っています。
お酢には酢酸という成分が含まれており、疲労の原因となる乳酸を除く作用があります。
おくらにはぬめりの成分のムチンがたんぱく質の吸収を助けてくれます。
整腸作用もあるので便通を良くし、老廃物を体から出してくれます。
ご飯にはもち麦を混ぜて炊いてあります。
もち麦はぷちぷちした食感が特徴で、白米よりビタミンB1や食物繊維が多く含まれています。
赤色は食欲を増進させる作用があるため
パプリカなどを使って彩り良く仕上げています。
とても栄養満点などんぶりですので是非お試しください!
「疲労回復豚丼」 2人分
材料
- 豚ロース薄切り 4枚
- たまねぎ 50g
- 片栗粉 少々
- 〇砂糖 大さじ1しょうゆ 大さじ1みりん 大さじ1酢 大さじ1水 大さじ1
- パプリカ 赤 黄色
- おくら 2本
- もち麦
作り方
- もち麦ご飯を炊く。
- 豚肉は一口大に切り、片栗粉をまぶしてサラダ油で焼く。火が通ったら薄切りにしたたまねぎを炒め、合わせておいた〇の調味料を入れて焼く。
- パプリカはヘタとタネを切り縦切りにし、お湯でさっと茹でる。
- おくらは茹でて小口切りにする。
- どんぶりにもち麦ご飯をよそい、豚肉、パプリカ、おくらお好みで白髪ねぎをのせる。
暑い日が続いております。
水分と塩分を適切に補給し、熱中症に気をつけて過ごしていきましょう!
キッチン 管理栄養士 石島 理恵子
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