祝開院11周年!

朝夕はまだ少し肌寒いですが、日中は春らしい過ごしやすい季節になりましたね。
志井川沿いの桜並木も、開院11周年を祝ってくれているかのように満開の桜が咲いています。
この季節になると、桜のほんのりしたピンク色が町を彩って、毎日の通勤時間が楽しみになります。

さて、4月1日は当院の開院11周年記念日です。

夕食時には特別メニューをお出ししました。

まず前菜に、そら豆のムース、エスカルゴのシュー、新玉ねぎとタコのマリネ、またフランスパンのかわりに麩で作ったカナッペには生ハムとクリームチーズ、豆乳のアボカドソースをのせています。
サラダは、春野菜をたっぷり使いましたグラスサラダで、ヘルシーなヨーグルトのディップで召し上がっていただきました。
お魚料理には、真鯛をメレンゲとアーモンドで花びらのようにみせて焼き、菜の花のソースで食べていただきました。
見た目も春らしさを感じていただけるように、ラディッシュの酢漬けで作りました花を添えています。
メインは新玉で作ったオニオンソースのステーキ、手作りのほうれん草のパンに、竹の子の皮で器を作った筍寿司は、イタリアンパセリを刻んで混ぜこみ、洋風に仕上げています。

ヒラメと合馬の竹の子を使ったカルパッチョはバルサミコ酢のソースで召し上がっていただきました。
スープは、野菜の旨味だけで作ったベシブロススープをお出ししました。

デザートは開院11周年で特別に用意した、抹茶の生地と桜あんのクリームで作りましたケーキをお出ししました。
入院患者様にはたいへん喜んでいただけました。

11周年という記念すべき日を、こうして患者様の笑顔と共にまた迎える事ができてとても幸せです。
これからも、少しでも感動と喜び、安らぎを料理を通して感じていただく事ができればと思います。
また気持ちを改めて、厨房一同、精一杯頑張りたいと思います。

(キッチン 管理栄養士 星子逸美)